「富いちサロン」のご報告です。

8/14金曜日14時から、代々木八幡高架下施設にて「富いちサロン」が開催されました。
前日の大雨も収まり暑さが戻った午後、19名という多数の方が集まりました。

この日は、いつもサロンに参加されている「NPO法人わたしのがんnet」の羽賀涼子さんから、病院にかかる時のポイントや、医師への質問の仕方などをお話しいただきました。
(普段から、ご自身の経験を踏まえ、病院や学校などで講演をされています)

ポップなイラストの紙芝居を用いながらの、とてもわかりやすいお話で、皆さん真剣に聞き入っていらっしゃいました。
少し長くなりますが、内容の一部を紹介します。


診察を受ける時、まず心に留めておきたいのは、医師は医療の専門家だから、自分の言うことをわかってくれるはず、という思い込みを持たないこと。
自分の不調は、自分にとっては特別なことです。しかし医師にとっては、他の診察や手術、あるいは食事や睡眠などのプライベートな時間、つまり日常生活の一部なのです。
限られた診察時間を有効に使い、最適な説明を受けるため、医師とじゅうぶんなコミュニケーションを図る必要があります。

自分の番が回って来ると、ついでにあれもこれもと、いくつもの点を医師に訴えることはありませんか?
例えば、先日買い物の荷物で肩を傷めた、少し前からは膝も痛く、そういえばどうも食欲もない、最近掃除機をかけるのもつらいetc…
でもこれでは、「どんな」痛み?、先日や少し前とは「いつ」?掃除機の話は日常の困りごと?など、医師は質問がよく把握出来ません。

診察を受ける時は、事前に聞きたいことをメモしておくのが有効です。
ポイントは、「いつ」「どこが」「どんな時」「どんな症状」「痛みの大きさ」です。
イラストで人の形を描き、問題のある場所に印をつけ、症状の説明を添えるのもよい方法です。

そして、メモの中で優先順位をつけておくことが、とても大切。
今回は何が大変なのかを、きちんと医師に伝えてください。優先順位は、何によって自分の生活に一番支障が出るのかを基準に決めるとよいです。

医師から説明を受ける時は、まずよく聞くこと、そしてわからなかった点をそのままにしないことが大切。
メモを取り、「〜という理解で合っていますか?」「〜のところがよくわかりません」などと確認や質問をしてください。
ちなみに、複数の科にかかるのでも、メモは一冊で大丈夫。自分の体調の記録として、医師に見せることも出来ます。


また、医師の説明内容と、医師の表情や声のトーンが食い違っていると思う時があります。
例えば、よい検査結果の説明と、表情の乏しさや淡々とした声の調子。医師も人間なので、元気な先生、静かな先生、色んなタイプの方がいますよね。

そんな時、ぶっきらぼうだという印象が強く残ることがありますが(視覚、聴覚の優位)、その結果説明(言語)の方を優先して捉えてください。
(心理学で言う、メラビアンの法則)

以上のように、とても具体的なお話でした。皆さんさっそく次に活かすことが出来るのではないでしょうか。
病院の診察時間は5〜6分と短いことが多いです。
限られた時間を有効に使い、医師とのコミュニケーションを形成していきましょう。

次回のサロンは
9/11金曜日14時〜15時半、代々木八幡高架下施設
にて開催します。
どなたでもお気軽にお越しください。